自然の力強さを感じる備前焼のマグカップは、毎日使いたくなるシンプルなフォルムが魅力。容量は約230mlと大きすぎないサイズで、食事やティータイムはもちろん、オフィスのデスクなどでも重宝しますよ。恒枝直豆氏の作品は、普段使いに向けて扱いやすい薄さに仕上げられているため重すぎないのも魅力です。実用的なアイテムなので、プレゼントにもおすすめです。
マグカップの特徴1
千年の歴史をもつ備前焼のマグカップ
岡山県備前市で作られる陶器、備前焼のマグカップ。備前焼は日本六古窯のひとつで、千年の歴史を持つ伝統工芸品です。
良質な土の質感をそのままに感じられるあたたかみのある味わいで、素朴でありながらも自然の力強さを感じる備前焼。釉薬を使わず絵付けもせずに焼き上げるため、焼成時の窯の中の状態によって色や表面が変化します。
このマグカップを手がけている陶芸家、恒枝直豆(つねきなおと)氏は登り窯ではなく穴窯を利用しているため、一般的な備前焼よりも明るいオレンジ色の発色が強く出ているのが特徴。窯の焚き方次第でさまざまな色合いを表現できる備前焼の魅力が最大限に活かされています。
マグカップの特徴2
すべてが一点もの!ふたつとない個性
芸術品としても多くの人に好まれている備前焼。焼かれる際の高熱や灰などの作用を受けて、ふたつとして同じものが生まれることはありません。ひとつひとつの作品が表すその個性こそが、大きな価値を生み出していると言えますね。
このマグカップも同様に、同じように整形されて焼かれても表情はひとつひとつすべて異なります。自分だけのマグカップの個性として、備前焼を楽しむことができますよ。
マグカップの特徴3
食器として優れた性質をもつ備前焼
室町時代末期頃からは、茶道具としても好まれていた備前焼。現在もさまざまな食器が備前焼の技術で作り出されています。備前焼が食器として使い勝手がいい理由はいくつかありますが、そのひとつが比熱の高さ。熱しやすく冷めにくいため、あたたかい飲み物をあたたかいまま楽しむことができます。このマグカップも、コーヒーや紅茶、日本茶などあたたかいものをゆっくりといただくのに適しています。
また、備前焼は釉薬を使わず焼き上げているため、表面の凹凸に微細な気孔があり、通気性があるのも特徴。この通気性こそが、コーヒーの味をまろやかにして美味しく感じさせてくれる効果があるのです。
他にも、ビールタンブラーであれば表面の凹凸がビールの泡をきめ細かくしてくれて香りを逃さないであったり、お皿であれば水分が蒸発しにくく料理の乾燥を防いでくれたりとメリットがいっぱい。普段使いできる備前焼には、良質な土の自然の力を借りたたくさんの利点がありますね。
マグカップの詳細1
毎日使いたくなる洗練されたシンプルさ
マグカップは、底から飲み口まで大きく広がることがなくスッと伸びたシンプルな形状。あたたかみあふれる質感とうまくバランスをとるような、洗練されたデザインが魅力です。持ち手はしっかりとした太さがあり、男性の手でも指をかけやすくとてももちやいのも特徴。
直径は約7cm、高さは約9cmで、容量は約230ml。大きすぎないサイズは、食事やティータイムはもちろん、オフィスのデスクなどでも重宝します。
重量は約200gと、一般的な陶器のマグカップと変わらない重さ。備前焼は重厚感のある焼き物ですが、恒枝直豆氏の食器は普段使いに向けて扱いやすい薄さに仕上げられているため、重すぎないのもいいですね。
その他の詳細
シリーズでそろえたくなる備前焼
恒枝直豆氏が手がける食器は、マグカップのほかにカップ&ソーサーやコーヒードリッパー、ビールタンブラーや酒器、板皿や深鉢などさまざまな種類があります。それぞれに異なる表情を持っているため、シリーズで揃えるのもおすすめ。いつもの食卓を、ひときわおしゃれに演出することができますよ。
食器以外に、花器や蓋付きの鉢などインテリアにも映えるアイテムも。日常に個性豊かな備前焼を取り入れるのはとてもおすすめです。
マグカップを贈る
日常使いできる備前焼はギフトにもおすすめ
毎日使える備前焼のコーヒーカップは、ギフトにもおすすめ。職人の手仕事によって作られた製品は、大切な人への誕生日プレゼントやお祝いとして、また父の日・母の日・長寿祝いなど、日頃の感謝の気持ちを伝えたいときにもぴったりの品です。
テーブルウェアにこだわりのある方や、日本の伝統を感じられる陶器が好きなご家庭へのプレゼントとして贈ってもよろこんでもらえるでしょう。
オプションから選べるBECOSのラッピングサービスは、和紙や風呂敷など日本ならではの素材を使った和モダンなデザインからお好みで選ぶことができます。また、直接手渡しできない時には、メッセージカードに伝えたい文章をタイピングするというサービスも。ぜひ想いを込めて、大切な方へ贈ってくださいね。