ブランド
皇室御用達の気品漂う傘
前原光榮商店
- 1948年
- 東京洋傘
- 前原慎史
歴史
”趣味嗜好”に徹底的にこだわった傘をつくり続ける
祖父である前原光榮が1948年に、この台東区三筋の場所で傘屋を始めたのがスタートです。
当時の傘業界には東はオーロラ、西はムーンバットと言われような、各社ライセンスの商品を販売するという方法が主流でした。
祖父はオーロラにおり、そこから独立する際に今までになかった傘屋をやりたいと考え、”趣味嗜好”に徹底的にこだわった傘をつくりたいとの思いから今日まで、ちょっと他では見かけないような傘や、最高品質、最高級の傘づくりを続けています。
特徴
皇室御用達の品として選ばれ続けている理由がある
差したときの持ちやすさから、閉じたときのまとまりやすさまで考え抜いて1本の傘をつくっています。
本当に細かい点にもこだわることが、皇室御用達の品としても選ばれ続けている理由だと思います。
中棒は堅く丈夫な樫の木を使用し、和紙と砂で磨きをかけ、焼きを入れて仕上げています。
それにより、程よい軽さと心地よいスムーズな開閉感を実現しています。
すべて手作りで仕上げている「はじき」と呼ばれる金具の部分は、柔らかく錆びない燐青銅を使い、末永く使っていただける工夫をしています。
縫製は1ミリの狂いも許さない、精密さで縫うことで、何度も開閉をしても生地が傷まないつくりを心がけています。
お客様へ
職人たちの技術の結晶を手にとって
わたしたちは、「傘」という文字にある4つの「人」はそれぞれ生地・骨・手元・加工の4分野の職人たちを表していると提唱しています。
一切妥協を許さない、それぞれの職人たちの技術の結晶である傘を手にとっていただけたらと思います。
実用性だけではなく「装うもの」としての傘をお楽しみください。