ブランド
Brand
15分でお米が炊ける、優れた熱伝導率と遠赤外線効果
ホムスビジャパン
- 1998年
- カーボン加工
- 佐藤純司
歴史
History
亡き父の遺志を受け継ぎ、20年以上かけて商品化に成功
先代の社長であり、私の父でもある佐藤昌志がカーボン製の調理器具を研究し始めてから20年の月日を経て、ようやく商品化に成功しました。
父、佐藤昌志が若かりし頃、カーボンは工業製品用の素材にしか使われていませんでした。
しかし父は、カーボンの熱伝統率の高さや遠赤外線効果という特性を知り、カーボン素材は料理に役立つはずだと確信しました。
そして「カーボン素材の鍋を食卓に普及させたい」と強い想いを抱き、カーボン製調理器具の研究と開発を始めました。
その後、現在はミシュラン一つ星シェフである片山心太郎氏と出会い、一流料理人の期待に応えられるクオリティーを目指すようになります。
しかし、度重なる失敗と試行錯誤の末、ようやく炭鍋が完成した数年後に、炭鍋の普及を見ることなく父は帰らぬ人となりました。
父が亡くなってから半年後の2013年4月、片山心太郎氏は大阪に日本料理「楽心」を開店しました。
今でも父と共に開発した炭鍋を使い続け、心を込めて炊いた美味しいご飯はお店の看板商品になっています。
今では私が父の遺志を受け継ぎ、世界に数個しか無かった炭鍋を商品化・量産化することに成功し、世界中へ広める活動をしています。
特徴
Characteristic
正真正銘のメイドインジャパンの傑作
材料となるカーボン素材は、3ヶ月以上もの時間をかけて高温焼成を繰り返すことで、不純物をなくし強度を高めていきます。
最終的には99.9%炭素材の完全無垢の炭素材まで品質を高めていきます。
カーボン素材は他の鍋作りや焼き物のように、型に流し込んだり、ロクロで成形していくことはできません。
そのため、日本国内の熟練の職人が0.01ミリ単位の精巧さで削りだしていきます。
そのため寸分の狂いなく鍋と蓋が組み合わさり、無水調理も可能です。
職人の手作業で生まれるHOMUSUBIシリーズは、無駄をそぎ落としたシンプルなデザインで、一見重たく見えますが、カーボン素材のため土鍋と比べても軽く、持ち運びも簡単なので、是非そのまま食卓に並べてお使いください。
耐久性も高く、半永久的に使うことができるため、買い替える手間もありません。
HOMUSUBIシリーズは、素材の製造、削り出し、仕上げ、パッケージ(桐箱・風呂敷)など、全てメイドインジャパンにこだわった商品です。
お客様へ
For Customers
プロが認める機能性~その味、神の領域~
HOMUSUBIシリーズは使い勝手にもこだわっています。
カーボン素材の特徴である遠赤外線効果や高い熱伝導率を活かし、お米なら土鍋の半分の時間で炊くことができます。
炭釜シリーズではさらに早く、固形燃料一つ、わずか15分でムラなくふっくらしたお米が炊き上がります。
また炭鍋の内側にはカーボンには難しいと言われていた、高品質のフッ素加工を施しており、食材が焦げ付くことがなくお手入れも楽々で、後片付けも時短できます。
実はパッケージにもこだわっています。
商品を入れる桐箱は金沢の伝統工芸品で大変美しく、その桐箱を更に埼玉県の細川紙の伝統工芸士が和紙で作った風呂敷で包み、なんとダンボールの緩衝材にも和紙を使用しています。
プレゼントや贈答品としても十分に満足して頂けますので、メイドジャパンの贈り物としてお使いください。
受賞歴
Award
DESIGN TOKYO 国際デザイン製品展2018 炭鍋「禅」が優秀賞を受賞