天体の光に箔の輝きを重ね、天の川をテーマに表現した夏扇子。京扇子が持つ上品な美しさや伝統美を堪能できながらも、シンプルな色使いと現代感覚を交えたデザインで日常でも使いやすいのが魅力です。自分用にはもちろん、記念日や長寿祝いなどギフトにもおすすめですよ。
扇子の特徴1
伝統美を日常に取り入れる和モダンな京扇子
箔の輝きが美しい、上質さ漂う京扇子。京もの認定工芸士である金彩扇子作家、米原康人氏が手掛ける作品です。
茶道や能などの芸事に使われる扇子に箔押し、金彩加工を施す伝統技術を活用し、プリントでは表現できない扇子本来の美しさ、格好良さを存分に引き出しているのが特徴。それでいて、現代的感覚を交えた洗練されたデザインで、和装・洋装、日常・ハレの日問わず使える現代のライフスタイルに寄り添ったアイテムに仕上げてあります。
ブランドコンセプトは、「日本のアイデンティティーを表現する京扇子」。「もののあはれ」「幽玄」「侘び寂び」など、日本人が美しいと考え受け継がれてきた情緒的な表現を伝えたいという想いが込められています。コーディネートや涼を取るアクセントとして、日本人ならではの美的感覚を楽しみながら使える逸品です。
扇子の特徴2
天の川の儚い美しさを箔で巧みに表現
扇面を流れるように箔の煌めきを散りばめたデザインは、「天の川」をテーマに表現されたもの。天の川といえば、七夕伝説の舞台にもなったロマンティックな天体模様。箔が持つ優美な輝きと丁寧な表現により、天の川の持つ美しさとともに、儚さや切なさまでもが巧みに表現されています。
扇面の小さな世界に映し出された天の川には、見るほどに引き込まれるような奥深い味わいが感じられますね。開くとフワッと和の香りも。忙しない日常や蒸し暑い日にも、ほっと心を和ませ豊かな気持ちにさせてくれますよ。
扇子の特徴3
職人の分業制で生み出される高品質な仕上がり
京扇子は、分業で行われる制作体制が特徴。扇骨、地紙、上絵、箔押し、折、附けと、それぞれの工程を専門知識を持った熟練職人が担当し、技の集大成として1本の扇子が生み出されます。
いい扇子の証と言われるように、扇子を閉じたときに上部の「天」がキュッとしまった形をしていて、横から見たときにも扇面の紙がまったくはみ出ていません。開け閉めもスムーズで、パチッとしまる感触もとても心地よいです。
デザインの美しさだけではなく、優れた職人のハンドメイドによって作られた一級品の扇子であることも何よりの魅力と言えるでしょう。
扇子の詳細1
どんな人でも使いやすい7寸サイズ
扇子には様々な大きさのものがありますが、こちらの扇子のサイズは7寸。閉じたときの長さが約21cm、最大広幅が約36cmと、大きすぎず小さすぎず、老若男女問わず使い勝手の良い大きさです。
扇子は日差しが強くなる春以降、涼を取るためにバッグに忍ばせておくと重宝するアイテム。持ち歩きやすいサイズ感なので、夏扇子として便利に使うことができますよ。
扇子の詳細2
扇面や扇骨のカラーが異なる3色展開
天の川をテーマにした箔図シリーズの扇子は、扇面や扇骨のカラーが異なる3種類から選ぶことができます。
「白 焼き煤骨」は、金箔の星々をあしらった白地の扇面に飴色の艶が美しい焼き煤竹の扇骨が上品にマッチ。コーディネートに華を添えてくれる一本です。「黒 唐木骨」は、黒の和紙に映える銀箔に、焦茶色の扇骨がアクセントになった高級感あるデザイン。「黒骨」は、扇骨まで黒色でシックでモダンな雰囲気に仕上がっています。
どれも落ち着いた色使いとシンプルなデザインで、どんなファッションにも合わせやすいでしょう。ぜひお気に入りのカラーを選んでたくさん使ってみてくださいね。
扇子を贈る
末広がりの扇子は贈り物に適した縁起物
扇子は広げたときに末広がりの形をしていることから、古くから縁起物とされてきました。とくにこちらの商品は箔の輝きが醸し出す高級感もあり、誕生日や記念日、長寿祝いなど、お祝いや感謝を伝えたいシーンでプレゼントするのにぴったりです。
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