国宝の鎧をモチーフにした、持ち運べる甲冑のお守り。本物の甲冑を作る技術を惜しみなく駆使した、贅沢な品です。菊・梅鶯・竹雀の3種のデザインは、どれも見惚れるほど美しく繊細に作られていますが、さまざまなパーツや異素材が組み合わさっていて甲冑のもつ力強さも感じます。合格祈願や入学祝い、初節句のお祝いギフトにおすすめですよ。
錺小鎧の特徴1
持ち運べる甲冑のお守り
京都で、4代に渡って伝承されてきた錺甲冑の工房がつくるお守り、錺小鎧(かざりこよろい)。まるで本物の甲冑を思わせるようなデザインをモチーフに、手軽に持ち運べるお守りとして作られました。伝統的な技術を受け継ぎていねいな手仕事から生み出される錺小鎧はとても美しく、また武具としての力強さも感じます。
そもそも甲冑(かっちゅう)とは身を守るための防具のこと。「甲」は胴体に巻く鎧(よろい)、「冑」は頭に被る兜(かぶと)を意味します。錺小鎧は、鎧の一部で右胸を守る装備「栴壇板(せんだんいた)」を変化させたもの。ちいさなアイテムですが、さまざまな技術が駆使されていて、さらには大和魂や武士道の精神をも感じることができます。
錺小鎧の特徴2
国宝をモチーフにしたプレミアムなデザイン
甲冑と聞くと、戦いに出る時に武将たちが身につけるイメージがありますが、実はそれ以外の用途としても甲冑が作られることがありました。それは、武将が人生において大きな成功を収めたいという大願成就の願いや、国家平安を祈念して神社などに甲冑を寄贈するというもの。その際には作品として特別に美しい甲冑が仕上げられたそう。
このお守りも、そんな特別な甲冑の鎧をデザインモチーフにしています。そのモデルは、青森県八戸市にある南部一之宮・櫛引八幡宮に所蔵されている国宝の甲冑。豪華でありながら繊細に作り込まれた部分もあって、さらに力強さも感じるプレミアムなデザインです。
錺小鎧の詳細1
美しさが際立つ存在感が魅力
錺小鎧のサイズは約11cm×4cm。お守りとしては大きめで、カラーの美しさも際立つためファッションスタイルのポイントにもなりそう。長めの紐がついているため、トートバックやリュックなどどんなバックにもつけることができます。
3種の金具が組紐で’つなぎ合わされていて、うろこのように重なった形状。素材は金属で固いですが、3枚の金具がしなやかに動くので、思っていたよりもソフトな触り心地です。裏は上部がしっかりと鹿革で覆われていて、バッグなど直接触れる部分にも摩擦が気にならないのがうれしいですね。
主な材料は銅や鹿皮、絹の編み紐など。異素材がダイナミックに組み合わさっているのも豪華さの秘訣。伝統的な技法を用いていて、全て手作りなので、それぞれに表情をもっているのも素敵です。
錺小鎧の詳細2
選べる3デザイン展開!
錺小鎧のデザインは3種。それぞれに魅力があります。どれも本金鍍金金具をはじめ、漆塗り・金箔押し・画革・京組紐など本物さながらに様々な装飾を施した芸術性の高い逸品。ひとつひとつ、細かい部分までこだわって作られていることがわかります。それぞれのデザインモチーフにも異なる意味が込められているので以下を参考に選んでくださいね。
【菊】
不老長寿の象徴である高貴な花である菊を、金具の模様に採用。「菊」を表現。花言葉は「信頼」「高貴」など。菊は古代から日本人にとって特別な存在であり、尊厳の象徴でもあります。
【梅鶯】
金具に、梅の木に鶯が止まっている様を表現。梅の花言葉は高貴、純真などで、春を告げる鶯との組み合わせは縁起がいいとされています。
【竹雀】
しなやかで生命力の強い竹に雀が躍っている様を金具に表現。ビビッドな赤の組紐が目を引き、力強く豪華な印象です。
錺小鎧を贈る
特製桐箱入り!縁起物のギフトに
国宝の鎧をモチーフにした特別感あふれるお守りは、合格祈願や入学祝い、就職祝い結婚祝いや初節句、縁結びのお守り、出産祝いや初節句、合格祈願などさまざまなシーンでおすすめできる贈り物。また、戦国武将が好きな人や海外の方にプレゼントしてもきっと喜んでもらえるでしょう。プレミアムなデザインにふさわしい、特製の桐箱に入っているため、高級感もありますよ。
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