ブランド
香りが語る1000年の物語
BRIDGE AND BLEND
- 2021年
- お香
- Hiro Nakayama|お香のプロデューサー
歴史
香りの可能性を世界中に伝えたくて
お香のプロデューサー Hiro Nakayamaは過度のストレスで嗅覚が衰えた経験から、香りが生活に潤いを与え、心を豊かにすることを痛感し、2008年に香りの世界に飛び込みました。普段何気なく使っている五感のひとつ「嗅覚」に意識を向け、豊かな感性や柔軟な発想力を育むことを世界中の人々に伝えるため、2013年には香りの可能性を追求するプラットフォーム「Project Felicia」をニューヨークで設立しました。
長らく香りの世界には携わってきましたが、2015年、母の旅立ちとともに初めてお香に触れることになります。お香が、母を失った悲しみを癒してくれたのでは、と今では思えます。
まもなく、自分でもお香を創作してみたくなり、お香について学び、自身でもお香体験ワークショップを開催し始めました。
そのワークショップで使用していた6つのお香の調香が「平安時代を代表する香り」と分かり、これが「日本の香りでは?」と思い、ワークショップでも参加者に伝え始めたところ、この6つのお香を販売してほしいとの声をもらいました。
伝統的な日本の香りを次の1000年に伝えたい、2021年、遂に商品化することに。これがお香ブランド「Bridge and Blend」の誕生史です。
20年以上の海外生活を経て、2017年に活動拠点を日本に移したHiroは、現在、お香「Bridge and Blend」を介し、日本から世界へ、古くて新しい「日本の香り」を発信しています。
特徴
古の香りを現代に蘇らせる
「Bridge and Blend」の第一弾としてリリースした「Six in Sense」は、源氏物語にも登場する、1000年前の調合をモチーフにしています。
合成香料が存在しなかった時代の香りを再現するため、世界中から届いた100%天然素材のプレミアムグレードの香原料にこだわり、日本で初めて香木が漂着した地とされる淡路島で一つ一つ手作りされていることも質の高さを証明しています。
1000年前に誕生したお香ですが、現代に蘇った香りは懐かしさと共に、今の生活に馴染む新鮮な香りです。
また、サステナブルを意識したパッケージデザインや売上の1%を地球に還元する自然環境保護活動に寄付するなど、自然への感謝の気持ちを忘れず、よりよい社会への創造を目指してまいります。
お客様へ
お香に火を灯しリラックスする時間を
忙しないデジタル時代に、お香に火を灯すようなアナログな所作を楽しみながら、ゆっくりとした時間の中で、自分に向き合う時間を設けてみてください。
お香の煙を目で追い、香りを聞き、「心」の声を聞く時間。
ストレスを和らげたり、気分を切り替えたり、集中力を高めたりする時間を持つことができます。
「Six in Sense」の6つの香りからご自身の’その時’に寄り添う香りで1000年前の日本の香りを再発見しながら、心を整える時間をお手伝いできれば嬉しく思います。
ご自宅でのやすらぎの時間や、大切な方への誕生日のプレゼントや長寿の贈り物にもおすすめの商品です。
受賞歴
2023年 おもてなしセレクション受賞