【扇子】大短地青海波 (7.5寸) | 名古屋扇子 | 末廣堂

扇子の特徴1

シックなデザインが魅力の名古屋扇子

末廣堂は、名古屋扇子を代表する老舗ブランドのひとつ。1912年（大正元年）に創業し、地域の文化や歴史を反映した製品を作り続けてきました。伝統的な美学を守り続けながらも、時代の変化に対応しながら現代的なデザインや新しい技術にも積極的に取り組むブランドです。

この扇子は、京扇子の華やかで装飾的なデザインとは異なり、落ち着いた雰囲気が特徴の名古屋扇子らしいシックな扇子。高い品質と伝統美あふれる逸品をぜひ手にとってみてください。

扇子の特徴2

縁起がいい青海波！地色のニュアンスカラーもハイセンス

扇子面は、青海波（せいがいは）が描かれた上品なデザイン。青海波は、日本の伝統的な文様のひとつで、弧を描く曲線が重なり合って連続するパターンが特徴です。海の穏やかな波が何層にも連なる姿は、広がりや繰り返しが強調されていることから、「平穏」「永続」「繁栄」などの意味を象徴する吉祥模様とされています。

シルバーのように光沢のあるニュアンスカラーに青緑で描かれた青海波の模様がとてもハイセンス。上品ながらも、手元を華やかに彩ってくれる扇子です。布（和紙）部分が短く骨部分が長い短地扇子で、中骨部分の竹の質感の良さを十分に感じられるのも魅力。和紙が全面に貼られている扇子よりも、よりモダンな印象も受けます。竹の扇骨には模様が施されていて、軽やかなのも素敵ですね。

裏面はシンプルな地色だけなので、表面と裏面のコントラストも際立ちます。

扇子の特徴3

各工程のプロフェッショナルが作り上げる逸品

名古屋扇子は、長い歴史の中で磨かれた職人技が光る逸品です。制作は分業制で行われ、各工程を担当するプロフェッショナルが、その技術を惜しみなく発揮してひとつひとつ手作業で丁寧に仕上げています。

使用される材料は、厳選された竹や和紙などの天然素材で、しなやかで丈夫な骨組みや、しっかりと張りのある和紙の扇面、そしてオリジナリティあふれる染色や装飾が特徴です。その品質の高さは、多くの人々から高く評価されています。

扇子を閉じたときに横から見ても扇面の紙が美しく揃っていることは、いい扇子の証。また、開け閉めもスムーズで、使うたびに職人の確かな技術を感じられる、まさに逸品です。

扇子の詳細1

男性が持ちやすい7.5寸のサイズ

7.5寸の扇子は、約22.7cmの長さ。このサイズは一般的には男性用とされています。通常7.5寸から8.5寸（約25.7cm）が男性用とされることが多く、大きな手でも持ちやすく、扇ぎやすいサイズです。

ただし、扇子のサイズやデザインの選び方は個人の好みによるところも大きいので、女性が7.5寸の扇子を使用することもあります。サイズだけでなく、デザインや用途に応じて選ぶことをおすすめします。

扇子を贈る

末広がりの扇子は贈り物に適した縁起物

この扇子の柄、青海波は、未来永劫へと続く幸せへの願いと人々の平安な暮らしへの願いが込められた縁起のいい柄なので、贈り物にもぴったり。また「末広がり」を象徴する扇子そのものが縁起物とされているため誕生日や記念日、長寿のお祝いなど、特別な日のお祝いや感謝の気持ちを伝える贈り物として、最適な品。専用の扇子袋もついているので持ち歩きしてもらいやすいのもポイントです。

BECOSでは、日本の伝統素材である和紙や風呂敷を使用した、オリジナリティ豊かなラッピングデザインを多数ご用意しています。直接手渡しできない場合でも、メッセージカードサービスをご用意して、贈る方の心を伝えるお手伝いをいたします。受け取られた方の笑顔を思い描きながら、心のこもった贈り物にしてくださいね。