ブランド
デジタル革命により生まれ変わった伝統工芸品
初音工房
- 2023年
- 電子の歌姫
- 初音工房プロジェクト実行委員会
歴史
バーチャルアイドル初音ミクの誕生
2007年に画期的なデビューを果たした初音ミクは、青緑のロングヘアをツインテールに結んだ現在16歳の女の子。
コンピュータ上の仮想空間 (バーチャル) に存在し、パソコンソフトで作られた楽曲を歌うシンガーです。
そのソフトとは、クリプトン・フューチャー・メディアがヤマハの歌声合成技術「VOCALOID」を使って開発した歌声のシンセサイザーです。
従来の鍵盤やボタンが複数並んで操作が難しいというシンセサイザーのイメージを一新して、パソコンソフトを使って誰もが作曲家になれるという斬新なアイデアでした。
そして、初音ミクの最大の魅力は、プロ・アマを問わず、誰でもプロデュースできるところです。
発売直後から多くのミュージシャンが楽曲を発表し、イラストレーターがそれぞれの初音ミクを描き、映像クリエイターが楽曲にミュージックビデオをつけました。
このように、初音ミクという文化は、クリエイターやプロデューサーが自由に楽しんで創造することにより作り上げたもので、今では日本の音楽シーンだけでなく、世界中で大人気のアイドルとなったのです。
特徴
日本文化の継承に初音工房が立ち上がる
初音工房は、日本の伝統工芸の精神を未来に伝えるというコンセプトのもと、初音ミクを公式アンバサダーとして企画されたプロジェクトです。
日本には、2000年以上前から受け継がれてきた「モノづくり」の精神と歴史があります。
そこで生み出される工芸品は、日本の四季や自然と調和し、繊細で美しく、使う人のことを一番に考えたデザイン、経年変化を楽しみながら長く使い続けられる修復力など、世界に誇る技術を持っています。
また、現代のクリエイターが才能を出し合って作っている「初音ミク」も、このモノづくりの精神の延長線上にあると感じています。
ライフスタイルの変化により継承が難しくなりつつある日本の伝統文化と、初音ミクがコラボレーションすることにより、次世代へと繋げていける工芸品を生み出していきたいと考えています。
お客様へ
初音ミクと伝統文化の異文化コラボ
日本に古くから伝わる伝統工芸の世界と、現代の最新テクノロジーを大衆に浸透させた初音ミク文化が手を取り合い、日本文化の継承について真剣に考えました。
第一弾として、本物の職人が手掛けた着物や帯などの和装品に、伝統文様を現代風にアレンジしたモノグラムを施し、若者や世界の人々へと発信していきます。
ビビッドでポップな色柄の着物や小物は、きっと心をワクワク躍らせてくれることでしょう。
花火大会やイベントなどに着ていけば、目立つことまちがいなしです。
カワイイけど本格的な伝統工芸品で、初音ミクワールドの主人公になってみませんか。