ブランド
暮らしに寄り添う武雄焼の確立
康雲窯
- 1992年
- 武雄古唐津焼
- 山口康雄
歴史
名声に頼らず武雄焼の確立を
1992年に開窯。
もともと、武雄市一帯で作られる焼き物は唐津系が主流です。
従来の焼き物に「武雄焼」というものは存在しません。
しかしながら、唐津焼の名声に頼らず「武雄焼」の確立と、古唐津の伝統を踏まえた現代の生活様式に合う器作りに挑戦したいと日々製作に勤しんでいます。
特徴
伝統と現代様式の融和を目指す
康雲窯は現在、大きく分けると2種類の器を焼成しています。
ひとつは昔ながらの素朴な土物である唐津系。
もうひとつは、そこへ赤絵・上絵と呼ばれる色彩をあしらった華やかな器です。
創業当初から一貫していることは、土をこねロクロで成形し、国産天然の原材料で独自に調合した釉薬をかけ本焼きするという、すべての工程をひとつひとつ丁寧に手作業で行なっていることです。
当窯は「武雄古唐津焼」と称しています。
唐津焼の流れを汲んだ、400年以上の歴史をもつ「古武雄」の伝統的な技法を継承しつつ、現代の暮らしに寄り添った新たな器づくりを目指しています。
お客様へ
ほんの少し豊かな暮らしを
「暮らしに寄り添う器」作りを何よりも大切にしています。
器を手にとってくださった方の暮らしや、普段の何気ない食卓がほんの少しでも豊かなものになれば、これ以上の喜びはありません。
ぜひ、皆様の食卓に迎え入れてください。