ブランド
幸運を願うお守りとしての甲冑アイテム
京都甲冑株式会社
- 1925年
- 美術甲冑
- 高木陽介
歴史
京都の伝統文化を受け継いだ技術
京都甲冑株式会社は京都市山科区で美術甲冑・五月人形を制作している工房です。
1925年、京都の東山連峰の麓で創業され、以来技術は代々受け継がれさらに磨かれたものとなり現在に至っています。
甲冑(かっちゅう)とは戦に出陣する際に、身を守るために着ける防具のことで「甲」は胴体に巻く(よろい)、「冑」は頭に被る兜(かぶと)を意味します。
甲冑の生地づくりから一貫生産で制作をしている工房で、丁寧な手仕事から生み出される作品には武具としての機能性だけでなく、祈りや願いを込めた温かさと技の美しさが表現されています。
特徴
京都甲冑株式会社の目指す錺(かざり)甲冑
1000年以上にわたって日本の都として栄えた京都は華やかな貴族文化や寺社仏閣の神仏具など最高級の伝統工芸品の宝庫です。
それらの伝統技術を惜しげもなく結集した芸術的な錺甲冑は部位のひとつひとつが丹念に仕上げられており日本文化の象徴とも言えます。
錺甲冑には実際の甲冑と同様の制作工程が数多くあり、革、金属、組紐、漆など、様々な素材の部品を調和させながら組み合わせた伝統工芸の総合芸術なのです。
鉄板の鍛造や生地作りから完成に至るまでの様々な工程をひとつの工房で一貫生産することにこだわり、細部まで緻密に作られているのが特徴です。
多くの工程に携わり、長らく継承されてきた伝統の技術から生まれる重厚で流麗なオリジナリティが表現されています。
お客様へ
願いをこめたお守りとしてのアイテムに
京都甲冑株式会社の新ブランド「Kyoto Armor」は長年培った甲冑制作の技術を存分に用いて細部まで丁寧に手作業することで、質の高い伝統工芸品を生み出すことを目指しております。
「錺小鎧®」は武将たちが大願成就や国の安寧を願って寺社仏閣に奉納した鎧の「栴檀板(せんだんのいた)」とよばれる命を守る重要な装備をモチーフにして制作した逸品です。
制作にあたって採用した数多くの工芸は鎧一領(りょう)(鎧を数える単位)に匹敵するほどです。
「錺小鎧®」は本格的な甲冑アイテムでもあり美術工芸的にも大変優れています。
お子様の健やかなご成長や、出世祈願、家内安全など様々な祈りをこの「錺小鎧®」に込めていただくことで長い年月をともに過ごすお守りとしての役割を全うしていきたいと願っています。
ぜひ誕生、入学、就職など人生の節目に役立つアイテムとしていかがでしょうか。