ブランド
伝統工芸のつくり手とつかい手をつなぐ
認定NPO法人ピースウィンズ・ジャパン
- 2017年
- 地域活性化プロジェクト IN JAPAN
- 大西健丞
歴史
命を守る活動から地域を応援する活動へ
ピースクラフツSAGAは、紛争や災害で命を脅かされる人々を20年以上にわたって支援してきた「認定NPO法人ピースウィンズ・ジャパン (PW) 」が手掛けるプロジェクトのひとつです。
ピースウィンズ・ジャパンは1996年に設立して以来、海外の紛争地や自然災害地域への支援を続けており、NGOとして世界的にも高い評価を受けています。
近年では、さらなる社会の向上を目指すために、日本国内での地域活性化事業や動物福祉事業にも取り組んでいます。
2017年に立ち上げた佐賀事務所では、佐賀県に息づく多くの伝統工芸を未来へとつなぐための活動を続けています。
特徴
豊かな自然に息づく無数の伝統技術
佐賀県の伝統工芸品と言えば、400年以上もの歴史がある伊万里・有田焼や唐津焼などの「焼き物」が有名ですが、他にも佐賀錦、鍋島緞通、肥前びーどろ、肥前名尾手すき和紙など多岐にわたる技術が残っています。
それぞれの成り立ちや発展に違いはありますが、どの工芸のつくり手にも共通しているのはモノづくりのプロ意識、工芸を消滅させたくないという想い、そして郷土愛です。
しかし、高度経済成長を経て日本人の生活様式が変わったことで、昔ながらの伝統工芸品は売上が減少していきました。
受け取った匠の技を継承していくと同時に、時代のニーズを取り入れながら新しい工芸を次世代へと手渡していきたい。
そんなチャレンジ精神に溢れるつくり手を応援しています。
お客様へ
最先端の伝統工芸品をお届けする為に
ピースクラフツSAGAは佐賀県の伝統工芸の火を絶やさず、より多くの方に工芸品を手に取っていただくために、国内外の第一線で活躍するデザイナーやアーティストと連携し、佐賀県の伝統工芸事業者とともに新たな商品や作品を開発しています。
自然豊かな地に脈々と受け継がれてきた伝統技術を、斬新なデザインとのコラボレーションにより、革新的な逸品へとバージョンアップさせていきます。
これからもつくり手とつかい手をつなぐ活動を通して、未来を見据えた最先端の伝統工芸品を目指していきます。
感性をくすぐる商品が見つかりましたら、ぜひ手に取ってみていただければ幸いです。
受賞歴
2017年「レベラション2017」(パリ)出展