ブランド
熟練の技で全ての工程を一人で行う
染の四季
- 1987年
- 加賀友禅
- 牧野顕三
歴史
500年の伝統を受け継ぐ
1956 富山市生まれ
1975 富山県立高岡工芸高等学校デザイン科を卒業後、京都にて京友禅の図案の制作に携わる
1977 加賀友禅作家 由水十久氏の下に入門
1987 独立・作家活動に入る
2008 伝統工芸士の認定を受ける
工房の窓から木洩れ日を通して、小鳥のさえずりが渡ってきます。
陽だまりには四季の千種や虫たちが、風と戯れています。
早いもので、加賀友禅の創作に身を置き四十有余の馬齢を重ねてまいりました。
日々、着物の制作に向かいつつも新たな表現を求めて「身近な四季の移ろい」を染の作品として皆様にご覧いただいております。
「染の四季」から暮らしの中に自然のささやかな仕草を感じていただけたら幸いです。
特徴
着物以外の可能性
加賀友禅の制作は図案から始まり下絵、糊置き、彩色、地染めなど十数の工程に分かれた分業制となっており、一般的には多くの職人の手を通して作られています。
しかし「染の四季」の作品は全ての工程を私一人で制作しております。
特に加賀友禅の特徴である糯糊の糸目と片羽刷毛による先ぼかしによって、味わいのある表現を追求しています。
お客様へ
加賀友禅独特のぼかしの贅沢さ
現在、私たちの日常では着物を着る機会が少なくなってきておりますが、友禅染めの味わいを身近な暮らしの中に置いてみてはいかがでしょうか。
「染の四季」では日本の自然のさり気ない移り変わりを友禅染めに託してお伝えしています。
友禅染め美しさ、楽しさを是非味わい下さい。
受賞歴
全国伝統的工芸品展 入選
石川の伝統工芸展 入選3回
伝統加賀友禅工芸展 銅賞3回
加賀友禅新作工芸展 石川県知事賞