Brand
工房
京都で唯一の手捺染による傘づくり
鷲野染工場
- 1930年
- 手捺染
- 鷲野 城克一
歴史
History
京都の歴史と自然が育てた染織の文化
私たちルーツは1930年にまで遡り、初代である鷲野匡純が染色の修行を経て独立したことに始まります。
京友禅や西陣織で有名なように京都はかつて染織業が盛んで、流行に敏感な都との人々の感性と、染物に向く柔らかな豊かな水源に恵まれた環境が文化を育ててきました。
時代の変化と共に京友禅の一大産地として栄えた京都洛北一乗寺のかつての繁栄は失われてしまいましたが、戦火などの影響で一時休業するなどいくつもの苦難の道を乗り越えて現在に続いています。
特徴
Characteristic
高精細に進化する手捺染
先代である鷲野勝美の時代より、私たちは京都で唯一、手捺染による傘の生地作りを行っております。
手捺染の特徴はインクジェットプリンターなどにはない色の深みであり、私たちはさらに改良を加えて、よりシャープで均一な美しい仕上がりを実現しました。
それは素材により最適な元糊を選定し、また独自の色糊レシピの開発や従来の倍以上の細かさを持つハイメッシュ製版を使うなどの秘密が隠されています。
お客様へ
For Customers
熟練の職人との協業で生まれる手作りの魅力
京都の老舗傘加工所の職人たちと協力し、京都で唯一の手捺染による傘作りを行っております。
今後益々工芸の世界には厳しい荒波が訪れると予想されますが、これまで京都で培われた技術を継承しつつ、さらなる進化を目指して挑戦することが私たちの責務であると考えています。
私たちの想いに共感していただけたら、是非職人の手と手の間で作られるこだわりや質感、温かみ、精密さをお楽しみください。