ブランド
自然の力強さと「遊び」「癒やし」の融合
ヤマ庄陶器
- 1890年
- 信楽焼
- 谷井富也
歴史
陶工の誇りを守り現代に継承する
創業1890年。
私たちは古くから信楽焼の産地である滋賀県で卸問屋を営んでいましたが、1930年代からは本格的に信楽焼の取り扱いをはじめました。
現在は80社以上の信楽焼の工房や作家さんと取り引きをしており、長年の経験やネットワークを活かして、ユーザー目線のアイディア提供、商品開発にも積極的に取り組んでいます。
また、1996年からは自社ブランド「土ごよみ」を立ち上げ、遊び心あふれるタヌキの置物やテーブルウェアを提案しております。
誇り高い職人の技と個性あふれるデザインを組み合わせて、時代とライフスタイルに寄り添いながら商品開発をしています。
特徴
「一窯、二土、三細工」が生み出す風合い
信楽焼の魅力は、素朴な土の風合いです。
さまざまな種類の釉薬を使用し、炎によって生じるグラデーションと、灰かぶり、焦げなど変幻自在な色調と風合いが土の魅力を最大限に引き出します。
湿度やその季節の土の性質などで、完成品が表情を変えることも魅力の一つ。
まさに、自然という生き物を反映した焼き物です。
自然の豊かさをそのまま表現したような力強さ、素朴な味わいとぬくもりが、人々に愛され続けるポイントとも言えるでしょう。
信楽焼の象徴でもあるたぬきの置物や、手仕事で形作った素朴な器、モノトーンのモダンな器など、さまざまな顔を持つラインナップを揃えています。
お客様へ
産地問屋として皆様のライフスタイルに寄り添いたい
平安時代から現代へ伝わる信楽焼ですが、私たちはその伝統を活かしながら、「遊び」と「癒やし」の現代的なエッセンスを取り入れ、独自の表現をしていると自負しています。
また、信楽焼の特徴でもある多彩な釉薬や、九谷焼とのコラボレーションから生まれたカラフルなたぬきの置物、内側にイオン加工したボトルなど、新しいチャレンジも試みています。
陶工たちが丹精込めてつくり出す信楽焼の妙味と個性を、ぜひお手に取ってご堪能ください!